WACATE 2018 冬
去年の12月15,16日に行われたWACATEでコードカバレッジの話をしてきました。
セッション資料や、問題を作成するのに作成したコードもGithubにpushしています。
そもそも、このセッションをやろうと思った理由は、JSTQB TTA(テクニカルテストアナリスト)の勉強も同時に出来て、どうせならセッションでやろうと思ったのがきっかけです。
WACATEでコードカバレッジを扱ったことがほぼないというのも理由の一つ。
少なくとも、直近では扱っていないと思います。
セッションのはじめにもユニットテストに関わりのある人?と質問しましたが、手を挙げているのは結構少なく、ちょっとショックでした。
(少ないことは予測していたけれど、想像以上に少なかった気がします。)
ソフトウェアテストを専門でやっているような会社さんの仕事のやり方っていうのはイマイチ理解できていない部分があるのですが、やっぱりそうなんだなぁと思いました。
ただ、テストエンジニアとしてはコードのカバレッジというのはあまり関心がないものなのかも知れないですが、ソフトウェアの品質に関わるような人たちには是非知っておいてもらいたいと思っています。
WACATEのアンケートにかけなかった感想、意見、要望、質問等はこのコメント欄かTwitterで随時受付中です。
Jenkins ユーザ・カンファレンス東京2018
Jenkinsユーザ・カンファレンス東京2018に参加してきたので、そのメモ書き。
バッテリーが充電できなかったので、基調講演しかメモできなかったです。。
基調講演
- jenkinsがどういうことをやろうとしているのかについて
- pipeline
- jenkinsのコアから変えようとしていて、pipelineの仕組みを変えようとしている
- もう一つはblue oceanという機能
- フロントとサーバーサイドを分離して、モダンなUXを提供するための機能
- 次はJenkinsに取り込みたいと考えている
- Evergreen
- プラグインを組み合わせるのではなく、最初からパッケージされているようなもの
- 簡単にCI/CDを始められるようにすることを目指している
- Evergreenでは自動的にアップグレードされるようにしたい
- configuration as a code
- 設定をyamlファイルにすべて記述できるようにすれば、Jenkinsのバージョン管理、配布ができるようになる。
- Clout Native jenkins
- 最初は低スペックなマシンでJenkinsを立ち上げてもあとからクラウドにスケールアウトするようにする
- Jenkins X
- k8sで最初からクラウドネイティブにする
- Jenkinsはいろいろな機能が追加されているので、今までと同じ使い方をするのではなく、新しいJenkinsの使い方をしていってほしい
Accelerate with Jenkins X
- Jenkins Xは開発者がすばやくクラウドに移動できることを目指している
- k8sを拡張している
- k8sを始めるは簡単ではないが、Jenkins Xを使えば簡単に移行できる
- Accelerateという本がある
- 数年のdevopsについて書かれている
- 開発者のコードがリリースされるまでどれくらいかかるのか
- MTBF
- デプロイにどれくらいの割合で失敗するのか
- jenkisn Xではこの本で記載されているプラクティスを実践している
- すべての変更をGitで管理する
- 自動でデプロイしてくれる
- プレビュー環境も提供してくれる
- マイクロサービスを開発するのが楽になる
- 最初からステージング環境と本番環境がある
- なぜk8sなのか
- 様々プラットフォームをサポートしている提供されている
- 開発者に何が嬉しいのか
- クラウドサービスのポータビリティが高い
- コミュニティが活発
- しかし、k8sを使うのは簡単ではない
- チームの開発プロセスを決めなければいけない
- Jenkins X は高いレベルの自動化を提供する
感想
Jenkins Xに関してはデモが見れてかなり使いやすそうな印象を受けました。
もっとJenkinsに触れなければ!という危機感もちょっと受けました。。。
業務がWebドメインではないので、クラウドとかは少し使うのが難しいので、Jenkinsのこれからの進化と自分の使い方にマッチするのはどういう機能なのかを見極めて行きたいなぁと思いました。
そういう意味では、個人的には最初からオールインワンで入っているようなEvergreenは期待したい。
2セッション目で紹介されていた本は↓これだろうか?
もう上の本を勢いだけでポチってしまったが、和訳本は↓これだろうか?